正しいヘナ白髪染めの選び方とは

正しいヘナ白髪染めの選び方とは

ここでは天然100%ヘナ白髪染めを選ぶ際のポイントについて説明しております。
まずは、天然100%ヘナについての正しい知識を持つ事が必要です。正しい知識があれば、正しい天然100%ヘナの選び方もできる様になります。
選び方といっても色々ありますので、一口に言うのは難しいのですが、簡単な方法としては信頼できるメーカー・ちゃんとした説明を行ってもらえるメーカー・日本の工場などで再チェック・再生成の製品をして手間を惜しまないメーカーで購入することがおすすめです。
ヘナ商品の中には、パラフェニレンジアミン、ピクラミン酸ナトリウム、2-アミノ-6-クロロ-4-ニトロフェノールなどの化学物質が配合されたケミカルヘナがあります。
人によってはアレルギーが出ることがありますので、天然ヘナ100%だと思っても成分表示などを確認する事をおすすめ致します。
パッケージなどに記載されている内容をしっかりと確認することも非常に大切です。
成分表示に化学薬品の記載のあるものは、避けるの事をおすすめします。
天然100%とパッケージに記載があっても、天然100%ヘナ以外の天然素材を添加していることもあります。その添加物が体質と合わない可能性もありますから注意が必要になってきます。結果的に良いと言えるものは純粋に天然ヘナ100%の製品です。
現状では天然100%と説明しながらも化学的な物質が混合・ゴミ・綿・ミサンガを細かくした物など添加されているモノが多いのが実情です。
ですから、天然100%ヘナ選びは慎重に本物を見極め・選択する必要があるという事になります。
買わない方が良いタイプの典型的なヘナ製品としては、輸入雑貨屋さんなどで見かける日本語の表示の無い商品です。
これはインド国内でインド人向けに売られている商品をそのまま買い付けて売っているモノが多いようです。
このような製品は日本人の髪質に合わせて作られてませんので、日本人が使用しても思うように髪が染まる可能性は非常に低い事が多いようです。
インド国内向けの製品は、輸出用に作られたモノより古く鮮度が落ちていたり、天然100%と表示されていても、ヘナそのものの品質があまり上質ではない場合が多いそうです。

使い易い天然100%ヘナとは

天然100%ヘナは天然植物染料です。
お湯と混ぜてペースト状にする事で髪を染める作用が生まれます。
既にペースト状態で売られているものは、髪を染める作用を保つために何か不純物・添加物などを配合している可能性が考えらます。
天然ヘナは粉末タイプの物が使い易いようです、ヘナの形状、粉の色もチェックし、ペースト状で販売されているヘナ製品は避けて購入するのが無難かと思います。
粉の色もチェックする必要があります。
抹茶のようにキレイな緑のモノが上質と思い込んでいる人が多いようです。
本来、純粋な天然モノのヘナは時間の経過と共にだんだん茶色っぽくなっていくようです。
上質なモノであれば2・3年間は効果が変わることなく使用することができるようです。日本ではキレイなヘナの粉が人気があり、キレイな緑色の粉が本当の色と思い込んでいる消費者の為に、わざわざ緑色の染料を混ぜてヘナの粉を染めている可能性があります、色がキレイな緑色のヘナの粉には注意が必要になります。

天然100%ヘナのパッチテスト

天然100%ヘナも植物アレルギーなどで、かゆくなる方、かぶれる方がいます。
使用前にパッチテストする事をおすすめします。
パッチテストする前に用意するものは、ヘナの粉、ぬるま湯、粉をぬるま湯を混ぜる入れ物、それを混ぜるハシやスプーンなど、パッチテスト用のシールもしくは代用でバンソウコウ
ボールに使用するヘナの粉を少量入れ、適度のぬるま湯を注ぎ混ぜます。ここではダマにならないように丁寧に混ぜるのがポイントです。ペースト状になったらテスト可能です。
ペースト状にしたヘナを、腕の内側や耳の付け根の後ろ、皮膚の比較的弱い所に1円玉程度の大きさで塗ります。
腕の内側に塗るのが一般的です。耳の付根だと万が一湿疹ができた時にわかりにくい場所にあるため気になる方はそちらに塗った方が安心かもしれません。
他にヘナの染料が付いてしまうといけないのでパッチテストシールやバンソウコウなどを貼っておいて衣服や肌の付着カバーしましょう。
小さいバンソウコウだとはみ出てしてしまう場合もありますので、大き目のバンソウコウがいいようです。
基本は48時間そのまま置いておきます。パッチテストは短時間でもかゆくなったり、かぶれたりする場合がありますのでその際はすぐ洗い流してチェックを中断しましょう。
特に途中で問題がなければ、そのまま放置して時間が経ちましたらバンソウコウを取り、ヘナを洗い流してみて下さい。
塗ったところが赤くなったり、かゆくなったり、かぶれたりしないかチェックします。
パッチテストの結果は塗った所が、かゆくもなく、かぶれたり赤くなったりしていなければ、使用しても大丈夫かと思います。
植物アレルギーの方などもいるようですのでパッチテストをする事おすすめします。
染料を塗った所は洗い流しても薄茶色に皮膚が染まってしまいました。
1週間位で消えると思いますので心配しなくて大丈夫のようです。
パッチテストの結果でかゆみ・かぶれがあり、その症状が残る場合は必ず皮膚科へ行って下さい。

ヘアカラーで染める方へ

ヘアカラーと天然100%ヘナとの違いは染め上がりの髪のダメージ、色、刺激等さまざまあります。
白髪染め専用ヘアカラーのメリットは、しっかりと染め上がり、色が長持ちするということでしょう。デメリットはアルカリ・ジアミンなどで頭皮や髪が痛んでしまうということです。
ヘアカラーは、髪の色を保っているメラニン色素を分解し脱色、そして染料を髪に浸透させて染める仕組みになっています。使用の仕方は、髪のメラニン色素を分解し脱色するためのアルカリ・ジアミン染料(1剤)・過酸化水素(2剤)などを混ぜてから髪に塗布します。
白髪を早くキッチリ染めたい方、5分~30分程度で染め上がるので時間の無い方には使い易く出来ています。
髪のメラニン色素を分解・アルカリで髪を膨潤させてしまうので髪には非常にダメージになります。
特に定期的にパーマをかける方は、染める時タイミングとパーマをかける時期が重ならないようにして施術することをお勧めします。
パーマとヘアカラーの同時に施術するとで傷んでしまった髪にさらにダメージを重ねる事になりますので、毛髪の表面のキューティクルや毛髪内部のコルテックス・メデュラなどの損傷を避けられません、ダメージが進むと髪の光の反射がまばらになるので、表面の光沢がなくなったように見え、非常にダメージを受けた印象になりますので要注意です。
ヘアカラーには明るいおしゃれ染めを楽しむタイプや白髪を他の黒や茶色の髪に合わせて染めていく白髪専用タイプがあります。白髪を染めて暗くしたり、明るくしたりしたい場合は必ず白髪染め用タイプのヘアカラーを使用をおすすめします。
おしゃれ染めのヘアカラーを使かっても白髪は上手に染まりません。
お肌や髪がデリケートな方は慎重に施術する事をおすすめします。
アレルギーを持っている方、皮膚が敏感な方、弱い方、などは使用の際には特に注意が必要になります。ヘアカラーは化学物質や化学染料が原料です、それが頭皮の毛穴から浸透する事で、かゆみや湿疹などができる事があります。
ヘアカラーは必ずパッチテストを行ってから使用して下さい、肌の弱い方・アレルギーがある方・ジアミンでかゆくなる方など、体調や体質などを考慮して慎重に使用することをおすすめ致します。